やってしもたかな~ ?
たまにやってしまいますよね。
学名:Eucalyptus cinerea
英名:Silver Dollar gum
丸葉ユーカリとして流通しているシネレアという品種です。
樹高は1メートル弱
枯れを発見したタイミングでは、
数日前までは、葉っぱもそこそこ茂っているユーカリでした。
他のユーカリとは別の場所に置いてあり、
少々日陰ですので、水やりが他のユーカリとは少しタイミングがずれていました。
気が付いた時は、すべての葉っぱがからから
やってしまった・・・
状態です。
状態の確認と整理を兼ねて細い枝から順にカット
何を確認するかと言うと、
茎や枝の近くに緑の部分が残っている葉っぱが無いか
をチェックしています。
この状態のものがあると締めたもので、
高確率で新芽が出てきます。
枯れたと思っても、こういう葉っぱが残っているもは切らずに、様子見です。
次に、
ユーカリは山火事で焼失するケースが多く、根元にリグノーチューバーという栄養溜まりのこぶを持っているものが多い様です。
山火事で上部が焼けても、リグノーチューバーから再生してきますので、水切れの場合もこの辺りから復活してくるケースが多い様です。
新芽の様なものが出る気配、今までに無かったプチッとしたおできの様なものがあれば、それは新芽が出てくる兆候かも知れません。
もう一つ、
Y字型右上に伸びている幹は、葉っぱに緑色の部分が残っている幹で、
いたるところで新芽が出ています。
Y字型左上に伸びている幹は、枯れた枝しか無い幹ですが、
生きている幹の近くでは、新芽を出してきます。
太い幹に関しては、細いものと比べると保水力が強いので、すべての葉っぱが枯れているとしても、
いくらかは枯れたまま残して、 様子を見てください。
養生時の水やりですが、
枯れた葉っぱや枝の切り落としで、水の蒸発がスローになります。
土が濡れたままでは根ぐされする可能性がありますので、
軒下などで管理してあげる方が良い様です。
土の表面が良く乾いてから、水やりしてください。
水切れした時と同じ位まで乾かすと、再起不能ですよ。
日差しは、
品種によって、夏場の日差しが強いところでは、新芽が日焼けして枯れてしまう事もありますので、
夏場は半日陰で養生する方が良い様です。
いつまで養生すると良いのか?
水切れした季節にもよりますが、
私の場合、
冬場は暖かくなる時期まで養生、
(播種の最適温度が25度位ですので、新芽が出やすくなるのがその辺りとみて)
冬場以外は1ヶ月で私の根気が失せます。
鉢をひっくり返して、根っこが生きているか確認します。
根っこに白い生長点が残っていると生きていますので、
生長点を切らない様に、そっと鉢に戻してあげましょう。
今のところ、最長6ヶ月で新芽を出してきたものがあります。
返信削除