From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

2011年6月21日火曜日

ユーカリの植替え

ユーカリの植え替えです。

使用したのは、シルバープリンセスで25センチ位の苗です。

3.5号のボットから7号の素焼き鉢へ植え替えしました。

通常は、5、7、10と順に大きくしていきますが、今回はブログ掲載のため、大きいサイズです。

いきなり大きくすると、水分管理に気を使います。


では順を追って、



植え替えすると多かれ少なかれ苗はダメージを受けますので、

前日の夕方に水やりして、十分水分補給させておいてください。



鉢底ネットをして、

底石を3センチほど敷き詰めます。

もう少し多くても構いません。

鉢底が乾燥しやすいようにしてあげてください。

底石は軽石系を使用しています。



用土は、ビートモスなど保水力の強い培養土は避けて、

観葉植物の土などパサパサ系の用土、赤玉中粒、鹿沼土中粒、バーライトを

1対1対1対1の比率でブレンドします。

これにゼオライトを少々、

蠣殻消石灰を少々加えます。

よく混ぜて1週間寝かせてから使用します。


ブレンドした用土を鉢に入れて、

苗をポットごと入れて用土の深さを調整してください。

どれくらいの深さに調整するかというと、

ボットの用土表面位まで土を入れたと仮定して、

鉢に水が溜められる深さ位置にします。



苗をポットから取り出し、

崩さない様に鉢の中心に置きます。



幹が傾いている場合は、

この段階で調整してあげてください。



鉢に用土を入れたら、

適当な棒で用土を何度も突き刺してください。

その際、ユーカリの根っこを切らない様に、

鉢に沿って棒を突き刺していくとやりやすいです。



用土が程ほど絞まったら、

用土を足して、仕上げです。



乾燥した用土はこの様な色です。

記憶しておきましょう。

水やりの時、表面がこうなったら、水やりの時期です。


底から水が出るまで、散水してあげてください。

植え替えそのものは完了です。




このあとは支柱を立てて誘引するのですが、

独自の誘引具を使用しています。

実用化まで8カ月位かかっています。




この誘引具は、

針がねとクリッブで、

写真の形状に細工するだけです。


名付けて『おさじいクリップ』

注)大阪の爺さんが作ったクリップなので、それを短くしただけです。




取付方法も写真の通りです。


3本支柱を立てて、支柱は上部で縛ってあります。



これならベリニアナでも葉傷みしません。

結構重宝しています。

販売はしていませんので、

ご自由にお作りください。

ただし、販売目的での製作はご遠慮ください。







学名:Eucalyptus caesia ssp. magna(ユーカリ・カエシア・マグナ)
英名:Silver Princess / Gungurru

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