From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

2011年9月17日土曜日

芳香蒸留水 - グロブルス

冷却部分を作り直して蒸留したグロブルスの芳香蒸留水ですが、

和紙にスプレーして香りをつけようとしたのですが、

揮発成分はスプレーと同時に飛んでしまいました。

蒸留出来たのは、揮発成分と、揮発しにくい成分の両極端の様な気がします。

もしかすると冷却コイルの中にはオイル分がかなり残っていたのでしょうか?


ネットで蒸留を調べていると、

蒸留というキーワードで引っ掛かってくるのは、蒸留以外に分留や精留という言葉が出てきます。

微妙にややこしいので、バクッとした私には説明しきれません。

ようするに、分離するという事で片づけてしまいますが、

今回分離志向で、1,8-シネオールというのがターゲットでしたので、冷却温度を25℃に設定していました。

と言うのは、1,8-シネオールは以下の通りで、

融点  1~2℃
液相  25℃
引火点 48~49℃
沸点  176~177℃

液体として都合の良い温度である25℃で冷却しました。

25℃と言うのは、おおよそ9リットル位の水を入れていましたが、

冷却部中央から上部の温度で、底のほうはもう少し低かったかも知れません。

それで揮発成分が結構抽出された様にも思えます。

アランビックなどの冷却温度は、通常32~36℃と言われますので、

10度位は低く冷却した結果です。

加熱部と冷却部1セットの単蒸留ですが、ある意味分留に近い事が出来た様な感触です。


アロマオイルの成分を調べると、

グロブルスだと1,8-シネオールが60~70%とか書いて有りますが、

あくまでもグロブルスのオイル成分で、

葉に含まれる、この揮発度の高い成分は1,8-シネオールなんでしょうか?

という疑問にぶち当たっています。

ただ液相25℃ですので、1,8-シネオールだとは思うのですが・・・

オイル分が見当たらないのはなぜ??

当初の簡易なものでもオイル分は確認できたのに、今回はなぜ・・・


加熱部の温度は、保温と弱の間ですので、水温的には引火点を超えているはずです。

引火点は、火の気を近づけると気化された1,8-シネオールが爆発出来る最小温度ですので、十分気化されているはずで、

融点まで冷やしていないので、固まってしまっているとは考えられず、

ドロドロでパイプの中に残留していたのでしょうかね?

最後にパイプの中を洗浄した時に出た物がオイルだったのしょうか?

パイプの中の残留物を回収する仕組みが必要な様です。


話は外れますが、

1,8-シネオールが50℃近くで引火するという事は、

真夏の直射日光で、葉っぱから多量の1,8-シネオールが蒸発しているという事で、

オーストラリアの山火事が爆発的に延焼していくのも理解できますし、

ユーカリの香りが、涼しい時期より夏場は希薄で有るのも理解できますよね。

2011年9月11日日曜日

自作蒸留器 - グロブルス

蒸留器の冷却部に問題有りという事で、銅管をコイル状にまいた冷却部を作っていましたが、

水漏れ部分の補強、

加熱部と冷却部のジョイントの作成、

洗浄も終わり、ついに完成しました。



冷却をもっと強力に行う必要があるようでしたら、

容器をもう少し上まで伸ばすことにして、

テストを兼ねて蒸留してみました。






樹形を整えるために、早々にカットしたいグロブルスがあり、

蒸留器の出来上がりを待って、カットしました。



今回は、茎は使用せず、

葉っぱのみです。


2リットルサイズの鍋に半分強ですので、

ガーゼで包んでも1リットル位にはなるはずです。


葉っぱをちぎっていると、

指先がオイル分でべたべたになっていました。



冷却部に水を注いで、

今回は1,8-シネオールの抽出がメインですので、

氷で水温調整。

IHの目盛りは保温と弱の間(私の覚書です)。

銅管が長いせいか1時間後に最初の1滴が出てきました。

さすがに短い管のほうからです。



1時間30分近く、

少々時間がかかりすぎですので、

50ccで終わり。











銅管に残ったものを回収するために、

IHの目盛りを強にして5分。



加熱部をかなり沸騰させ、

蒸気圧で排出させたもので、

濁りが見受けられます。


最後は1時間程、放置しておいて回収したものも、

30cc程排出されました。






回収容器は1,2,3と付番していますので、香りの違いも確認できます。

今までとはかなり違うで・・・

鼻を刺激する揮発油その物です。

きっとこれが1,8-シネオールなんでしょうね。

クリアな樟脳の香りをギュッと凝縮したような感じです。

前回のグロブルスとは天と地くらいの違いがあります。

アロマオイルで販売されているグロブルスは、

もっと柔らかい感じだったと思いますが、

蒸留直後のグロブルスは、

グロブルスの葉っぱを大量にちぎってビニール袋に入れて、

翌日、ビニール袋の香りを一気に嗅いだ様なものです。

と言っても、グロブルスの葉っぱを大量にちぎった人にしか分かりませんが、

私にとって、念願の刺激臭です。

グロブルスのオイルはダニ除けに効果があるとか、言われますが、

本当にダニもよって来ない様な感じがします。

最強の除菌剤でしょうか?


ケトルの温度が下がってから、冷却部の洗浄を行いましたが、

水道水が出る瞬間、クリアな樟脳の香りがしていました。

まだまだシネオールが抽出できそうです。


2リットルアランビックでしたら、

容器の半分、1リットルの水を入れて、

それの40%位を目安に蒸留するようですので、

400cc位は抽出できる様です。

2011年8月31日水曜日

自作蒸留器 - 冷却部 - 途中経過

自作蒸留器ですが、今までの冷却方法では揮発成分がまったく残りません。

と言う事で、冷却部を作りなおしています。

アランビックの冷却部やら酒造会社の蒸留器の冷却部を参考にしながら作成中です。

アランビックの冷却コイルは、直径の3倍位が何段有るかで計算すると、

家庭用のアランビックを写真で見る限り1メートル~2メートル位でしょうか?

酒造会社の冷却部のコイルは本数も多く、かなりの長さがある様ですごいの一言ですね。

こうなると、そこそこの長さが欲しくなりますが、

趣味の範囲と考えると、ばかでかいものは置き場に困りますし、

蒸留水が落ちてくるかどうか疑問があります。

まず、冷却部の銅管の太さですが、

同じ様なものをイメージするとエアコンのドレンパイプでしょうか?

冷却で発生した水滴が、パイプを通って戸外へ出される様子は、まるで蒸留器の様です。

エアコンのドレンパイプは、家庭用で13ミリとか14ミリらしいです。

かと言って、13ミリの銅管を手で曲げられるのかと言う疑問です。

手で曲げるには、価格的にピンからキリまでありますが、

一番安いスプリングベンダー(数百円)を利用して曲げるのを前提に調べると、12ミリ位が限界のようです。

スプリングベンダーとは、銅管を手で曲げても折れない様にする器具です。

手で曲げられる銅管は、なまし銅管と言って、それように処理されたものです。

ネットで通販されているなまし銅管を検索、

色々ヒットしますが、銅管そのものは安くても、結構配送料が高くついてしまうところもありますので、

配送料込みで検討する必要があります。

私の場合は、そこそこの長さが欲しかったので10メートル巻きをチョイス、

同時にスプリングベンダーが手に入る口径は9.52ミリでしたので、

このサイズで発注、3000円を超えましたので送料は無料でした。

朝発注して翌日到着、早速銅管をコイル状にしました。

もともとコイル状で送られてきますので、さらに小さな輪にするのは比較的に簡単ですが、

両端を真っすぐにしたり、出口をちょこっと曲げたりするには相当の力がいります。

まぁこれくらいで許したろで、妥協しないと完璧は無理です。

冷却部のコイル長は、6メートルと4メートルのダブルコイルです。

ダブルコイルにした理由は、

10ミリ程度の口径では加熱部に圧力がかかり、圧力鍋状態になるのを少しでも回避させるためです。

目的とするものは、揮発性の高い部分の採取ですので、

減圧して低温沸騰させたいところですが、まず無理ですので、

出来るだけ圧力が高くならないようにしただけです。

10リットルのポリの容器に銅管をとりつけていますが、

出口をふさいだ樹脂が10リットルの重みに耐えるかどうかまだ試験していませんし、

容器の高さも不十分ですし、銅管とケトルをとりつけるジョイントの作成中です。

でも、これだけのコイルを作っておけば、かなり大きな加熱部にも対応できそうな気がします。

何をする気なのか・・・・

帯に長し・・・

でしょうね。

2011年8月22日月曜日

グロブルスの仕立て方

グロブルスの仕立て方の1例です。





ユーカリ愛好会の会員のかたの、現状のグロブルスです。


成長が早く、ぐんぐん枝を伸ばしているようです。












こんな感じはいかがですか?


これでも結構枝を伸ばしますので、枝を切っています。

切った枝はひもで縛って玄関などにぶら下げておくと、

しばらくはいい香りがします。


その後は香りが変わりますので、私は生ごみとして捨てています。


茶色は幹で、真直ぐ伸ばした、仕立て後の位置です。


青色はひもで、3本支柱が立っているので、

それを利用して誘引してはどうかです。

幹は徐々にですが太くなってきますので、

幹にがっちり縛り込んでしまうとそこだけ太れませんので、

余裕を持たせるため少し余裕のある輪を作ってから、

ひもを支柱に縛りつけてください。

ひもがずれ落ちてくるようでしたら、支柱とひもをビニールテープなどで止めて置くと、良いかと思います。


赤い線は、グロブルスを切る位置ですが、

上部の枝は、枝別れしているところから2対程葉を残してカットすると、

そこから新芽が出てきますので、また2対程葉を残してカットすると、

1本の枝が2本になり、さらに4本になり、次は8本になります。

ただ、新芽が伸びたらすぐにカットしてしまうと、なかなか幹が太れませんので、

切ったら玄関にぶら下げられる位の長さになってからカットすると、

香りも楽しめるので、一石二鳥です。

2011年8月21日日曜日

芳香蒸留水 - ニコリー

学名:Eucalyptus nicholii(ユーカリ・ニコリー)
英名:Narrow leaf  black peppermint

ニコリーの剪定をしたところ、結構な量の葉がありましたので、蒸留してみました。

カットしている時から、シャープなミントの香りがしていましたし、

英名をナローリーフブラックペパーミントと言いますが、

ペパーミントと名前が付く位なので期待値は90%位でした。






鍋が2Lサイズですので、

結構な量です。






蒸留を開始してすぐに、癖の無いシャープなミントの香りが部屋に充満し、

芳香蒸留水の期待値は100%にアップです。

溜まってきた蒸留水を見る限り、ぎらぎらしたものが見受けられませんでしたので、

どうも芳香蒸留水のみの様です。

蒸留を開始して20分位で、シャープなミントの香りがしなくなりましたので、

蒸留を終了しました。

今回は濡れタオルで散々冷やしたせいか、楽勝の100cc。

器材をかたずけて、芳香蒸留水の香りを確認すると、

ЖФ※≒★§Й・・・・・・

あのシャープなミントの香りはいずこへ・・・

20分間もミントの香りに包まれていたからか?・・・

ミントのミの字も感じられず。

エ~~~

???

ミントの香りがあれだけしていましたので、加熱部は問題ない様ですが、

冷却部に問題がありそうですね。

前回のグロブルスの時は、オイル分を確認していますので、

今の冷却部でもオイルまでは何とかなりそうですが、

揮発性の強い成分はまったくに近いほど精製出来ない様です。

今回の学習:

ユーカリを精製すると、揮発成分、オイル成分、オイル以外の成分に分かれる様です。

冷却が十分でない場合は、オイル以外の成分が抽出される様なので、

冷却部の見直しが必要です。

課題:

銅管をコイル状にまいて、冷却時間を長くするしか手が無い様な感じです。

冷却時間を長くするには、銅管の口径は? 銅管の長さは?