From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

2011年9月11日日曜日

自作蒸留器 - グロブルス

蒸留器の冷却部に問題有りという事で、銅管をコイル状にまいた冷却部を作っていましたが、

水漏れ部分の補強、

加熱部と冷却部のジョイントの作成、

洗浄も終わり、ついに完成しました。



冷却をもっと強力に行う必要があるようでしたら、

容器をもう少し上まで伸ばすことにして、

テストを兼ねて蒸留してみました。






樹形を整えるために、早々にカットしたいグロブルスがあり、

蒸留器の出来上がりを待って、カットしました。



今回は、茎は使用せず、

葉っぱのみです。


2リットルサイズの鍋に半分強ですので、

ガーゼで包んでも1リットル位にはなるはずです。


葉っぱをちぎっていると、

指先がオイル分でべたべたになっていました。



冷却部に水を注いで、

今回は1,8-シネオールの抽出がメインですので、

氷で水温調整。

IHの目盛りは保温と弱の間(私の覚書です)。

銅管が長いせいか1時間後に最初の1滴が出てきました。

さすがに短い管のほうからです。



1時間30分近く、

少々時間がかかりすぎですので、

50ccで終わり。











銅管に残ったものを回収するために、

IHの目盛りを強にして5分。



加熱部をかなり沸騰させ、

蒸気圧で排出させたもので、

濁りが見受けられます。


最後は1時間程、放置しておいて回収したものも、

30cc程排出されました。






回収容器は1,2,3と付番していますので、香りの違いも確認できます。

今までとはかなり違うで・・・

鼻を刺激する揮発油その物です。

きっとこれが1,8-シネオールなんでしょうね。

クリアな樟脳の香りをギュッと凝縮したような感じです。

前回のグロブルスとは天と地くらいの違いがあります。

アロマオイルで販売されているグロブルスは、

もっと柔らかい感じだったと思いますが、

蒸留直後のグロブルスは、

グロブルスの葉っぱを大量にちぎってビニール袋に入れて、

翌日、ビニール袋の香りを一気に嗅いだ様なものです。

と言っても、グロブルスの葉っぱを大量にちぎった人にしか分かりませんが、

私にとって、念願の刺激臭です。

グロブルスのオイルはダニ除けに効果があるとか、言われますが、

本当にダニもよって来ない様な感じがします。

最強の除菌剤でしょうか?


ケトルの温度が下がってから、冷却部の洗浄を行いましたが、

水道水が出る瞬間、クリアな樟脳の香りがしていました。

まだまだシネオールが抽出できそうです。


2リットルアランビックでしたら、

容器の半分、1リットルの水を入れて、

それの40%位を目安に蒸留するようですので、

400cc位は抽出できる様です。

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