From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

2011年8月21日日曜日

芳香蒸留水 - ニコリー

学名:Eucalyptus nicholii(ユーカリ・ニコリー)
英名:Narrow leaf  black peppermint

ニコリーの剪定をしたところ、結構な量の葉がありましたので、蒸留してみました。

カットしている時から、シャープなミントの香りがしていましたし、

英名をナローリーフブラックペパーミントと言いますが、

ペパーミントと名前が付く位なので期待値は90%位でした。






鍋が2Lサイズですので、

結構な量です。






蒸留を開始してすぐに、癖の無いシャープなミントの香りが部屋に充満し、

芳香蒸留水の期待値は100%にアップです。

溜まってきた蒸留水を見る限り、ぎらぎらしたものが見受けられませんでしたので、

どうも芳香蒸留水のみの様です。

蒸留を開始して20分位で、シャープなミントの香りがしなくなりましたので、

蒸留を終了しました。

今回は濡れタオルで散々冷やしたせいか、楽勝の100cc。

器材をかたずけて、芳香蒸留水の香りを確認すると、

ЖФ※≒★§Й・・・・・・

あのシャープなミントの香りはいずこへ・・・

20分間もミントの香りに包まれていたからか?・・・

ミントのミの字も感じられず。

エ~~~

???

ミントの香りがあれだけしていましたので、加熱部は問題ない様ですが、

冷却部に問題がありそうですね。

前回のグロブルスの時は、オイル分を確認していますので、

今の冷却部でもオイルまでは何とかなりそうですが、

揮発性の強い成分はまったくに近いほど精製出来ない様です。

今回の学習:

ユーカリを精製すると、揮発成分、オイル成分、オイル以外の成分に分かれる様です。

冷却が十分でない場合は、オイル以外の成分が抽出される様なので、

冷却部の見直しが必要です。

課題:

銅管をコイル状にまいて、冷却時間を長くするしか手が無い様な感じです。

冷却時間を長くするには、銅管の口径は? 銅管の長さは?

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