学名:Eucalyptus nicholii(ユーカリ・ニコリー)
英名:Narrow leaf black peppermint
ニコリーの剪定をしたところ、結構な量の葉がありましたので、蒸留してみました。
カットしている時から、シャープなミントの香りがしていましたし、
英名をナローリーフブラックペパーミントと言いますが、
ペパーミントと名前が付く位なので期待値は90%位でした。
鍋が2Lサイズですので、
結構な量です。
蒸留を開始してすぐに、癖の無いシャープなミントの香りが部屋に充満し、
芳香蒸留水の期待値は100%にアップです。
溜まってきた蒸留水を見る限り、ぎらぎらしたものが見受けられませんでしたので、
どうも芳香蒸留水のみの様です。
蒸留を開始して20分位で、シャープなミントの香りがしなくなりましたので、
蒸留を終了しました。
今回は濡れタオルで散々冷やしたせいか、楽勝の100cc。
器材をかたずけて、芳香蒸留水の香りを確認すると、
ЖФ※≒★§Й・・・・・・
あのシャープなミントの香りはいずこへ・・・
20分間もミントの香りに包まれていたからか?・・・
ミントのミの字も感じられず。
エ~~~
???
ミントの香りがあれだけしていましたので、加熱部は問題ない様ですが、
冷却部に問題がありそうですね。
前回のグロブルスの時は、オイル分を確認していますので、
今の冷却部でもオイルまでは何とかなりそうですが、
揮発性の強い成分はまったくに近いほど精製出来ない様です。
今回の学習:
ユーカリを精製すると、揮発成分、オイル成分、オイル以外の成分に分かれる様です。
冷却が十分でない場合は、オイル以外の成分が抽出される様なので、
冷却部の見直しが必要です。
課題:
銅管をコイル状にまいて、冷却時間を長くするしか手が無い様な感じです。
冷却時間を長くするには、銅管の口径は? 銅管の長さは?
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